ブラックホールと死後と量子論
私は前まで"死後意識は消える"派だったのですが
最近になって死後意識は残ると思い始めてきたどころか確信に近いものを感じてきているのです
ということでブラックホールの話します
"ブラックホール情報パラドクス"という「ブラックホールに飲み込まれた物質の情報は消滅するのか?」という問いがありました
しかし現在の量子力学では基本原理として「情報は失われない」という原理があります
ブラックホールに飲み込まれた物質の情報がこの宇宙から消滅する場合それは量子力学の基本原理に沿わない、つまり量子力学が間違えていることになります
しかしこれに待ったをかけたのがヘーラルト・トホーフトさんの"ホログラフィック原理"これは「ブラックホールの表面に全部の情報保存されてるんじゃね?」っていう理論
これを以ってしてなんとか量子力学はブラックホールに消滅させられずに済んだわけです
さあ死後の話します
人の身体に心、精神、意識といったモノをそういったモノ足らしめる超常的な概念が存在するとして
そういった概念の"情報"は死後身体が朽ちてもこの地球含めた宇宙空間に漂い、存在し続けるのではないか?と思うのです
量子論では「情報は失われない」のだから
さて量子論の話します
いまから話すことはケンブリッジ大学の理論物理学者ロジャー・ペンローズ博士と、アリゾナ大学の麻酔科医スチュワート・ハメロフ博士が唱えている新説の受け売りなのですが間違えて解釈していたら指摘してくれるとありがたいです
量子の世界には"量子もつれ"または"エンタングルメント"といった現象が存在します
この現象は「量子は常にペアとなっていて一方がある振る舞いをするともう一方も即座に同じ振る舞いをする」という現象で"量子テレポーテーション"にも大きく関わっている現象です
これが我々の意識と何の関係があるのかというと"意識"という不可解な作用の根本が量子に内包されているという仮説が成り立つ時
我々の肉体が「死んだ」という脳内の量子情報は瞬時にこの宇宙のどこかにある「もう一方の量子」に送られる
つまり死後我々の意識は宇宙に拡散されるわけです
この仮説は「情報は失われない」の原理にも沿っています
もう一度言います
私は死後意識は残ると確信に近いものを感じてきています
意識(或いは魂)が量子に内包された情報なのであれば肉体はただの乗り物に過ぎないのかもしれません
もはや量子の世界は死後にまで言及した神の世界なのではないでしょうか
人類がバベルの塔を完成させパンドラの匣を開ける日は近いのかもしれません