デッド・オア・牛糞

ジョイント・アレルギー

奇妙3

テクテクテクテク…

 

「ふーん、ここが新しく出来たカフェか」

 

「とりあえず入ってみるか」ウィーン

 

荒木飛呂彦「どなたですか」

 

荒木飛呂彦さんだ、空いてます?」

 

荒木飛呂彦「空いてますが」

 

「じゃあ1人お願いします」

 

荒木飛呂彦「こちらです」

 

「お風呂場じゃん」

 

荒木飛呂彦「どうぞ」

 

「お風呂入れるんだ〜」

 

荒木飛呂彦「ごゆっくり」ガチャリ

 

「気持ちいいな〜そろそろ出るか〜」

 

ガチャ…ガチャガチャガチャ‼︎‼︎‼︎

 

「オイ!!!鍵閉まってんじゃねぇか!!!開けろオイ!!!!!」

 

荒木飛呂彦「キャッキャッw」

 

「ふざけんな!!キチガイ!!コラ!!!!!」

 

荒木飛呂彦「キャッキャッw」

 

「開けろよ!!!!!殺すぞ!!!!!」

 

荒木飛呂彦「オイ!!!!!開けろって!!!!!警察呼ぶぞ!!!!!」

 

「キャッキャッw」

 

「キャッキャッキャッキャッキャッキャッキャッキャッキャッキャッキャッキャッキャッw」

奇妙2

 

ゴホッゴホッ

「風邪ひいちゃったな…病院行かなきゃ…」

 

ピンポーン

「すいません、風邪をひいてしまいましたゴホゴホ」

 

荒木飛呂彦「そうですか」

 

「薬をくれませんか?」

 

荒木飛呂彦「良いですよ」

 

「うわ、荒木飛呂彦さん優しいな〜」

 

ガチャ(荒木飛呂彦が扉を開ける)

 

荒木飛呂彦「どうぞ」スッ

 

荒木飛呂彦さん、ありがとうございます」

 

パク

 

「マッズ!!!薬じゃなくて山羊のうんちじゃねぇか!!!クソがよ!!殺すぞキチガイ!」

 

荒木飛呂彦「キャッキャッw」

奇妙

 

ピンポーン

「こんにちは、荒木飛呂彦さんのお宅ですか?」

 

荒木飛呂彦「そうですけど…」

 

「えっ?????荒木飛呂彦ってあのジョジョ荒木飛呂彦さん?????」

 

荒木飛呂彦「そうですが…何の用ですか?」

 

「サインくれないですか?」

 

荒木飛呂彦「良いですよ」

 

「うわ、荒木飛呂彦さん優しいな〜」

 

ガチャ(荒木飛呂彦が扉を開ける)

 

「この紙に描いてください」

 

荒木飛呂彦「分かりました」

 

ジョジョの軽いラフ画も描いてください」

 

荒木飛呂彦「分かりました」

 

スラスラスラ(荒木飛呂彦が筆を動かす)

 

荒木飛呂彦「できましたよ」

 

「やった〜、嬉しいな〜、どれどれ……

ってジョジョじゃなくてマンコの絵じゃねぇか!!何描いてんだキチガイ!!クソが!クソ漫画家!殺すぞ!!」

 

荒木飛呂彦「キャッキャッw」

 

俺の大喜利を見ろ

前の記事でも触れたんですが私の趣味は大喜利です

最近よく使っている大喜利サイトの投稿数が1000を超えたので記念にブログに残したいと思います!!

"私の大喜利"←ここから投稿が全部見れます

 

それで今日は特別に私の大喜利を10個厳選して皆さんにお見せしようと思います♡♡♡♡♡♡♡

 

1.

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めちゃめちゃ好きな回答 こういうめちゃめちゃ好きな回答で結構票が貰えると絶頂してしまう

 

2.

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スーツの大人が泣いてる理由が「コンビニ」だとしたらめちゃめちゃ面白くないですか?

 

3.

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追い詰められたガキ大将が「ダガー」出したらめちゃめちゃ面白くないですか?

 

4.

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前戯のあとにジュプトル挟んだら面白いでしょ

 

5.

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語感

 

6.

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10回に1回くらいこういうパワープレイがしたくなってしまう

 

7.

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「うしじまいい本」より「うしじまいい布」の方が面白いかもしれない

 

8.

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おもしれ〜〜

 

9.

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吾輩は猫であるの猫をバキにしただけでここまで面白くなるとは。。。はわわ。。。

 

10.

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断トツで好きな回答 美しいまである

 

 

以上です!最近はずっとやってる大喜利サイトで降段してしまったりネット大喜利の大きな大会で初戦敗退してしまったり…

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完全にコレになってしまっているのでなんとかしたいです

 

[本日のライフハック

タバコを吸った後ティッシュで鼻をかむとマジで臭くて「殺すぞ!!!!!」となってしまう

 

マジで生き延びるべき案件

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突然ですが皆さん、人生を楽しんでいますか?

人生を楽しんでいる方々、早急にこのページを閉じて彼女とデートにでも行ったらどうですか? 人生を楽しんでいる奴は俺を見るな カス

 

そして今残っている人生を楽しんでいない皆さん!

日没後にノソノソと布団から這い出てきて薄暗い部屋でモニター画面とにらめっこの毎日を送っている皆さんの事です!マジで最悪ですよね!こういう終わってる生活送ってるとマジに色々考えちゃうんですよ

「親に高い学費払わせといてこんな非生産的な毎日送ってんのマジで何?」とか「厚かましく財産食うだけ食ってここまで無気力な俺って…」とかネガティブマインドの堂々巡りに入るんですが、この負のスパイラルに陥ると決まって最終的に辿り着くのが「死」への意識です 「いっそのこと死んでしまえば逃げ切れるのでは?」「やっちまえばこれから先起こるであろう嫌な事全部チャラになる自殺ってスゲーコスパ良くね?」等々の「死」への賛歌が思考を支配します

しかし私は死ねません、死神の誘いにハッキリと「NO!」を突き付けることができる”理由”がそこにはあるからです、それこそが今日私と同じかそれ以下(以下であって欲しい、何事も自分より下の奴がいるという事は安心をくれるので…)最悪の生活サイクルを回している皆さんに紹介させていただく

「マジで生き延びるべき案件」

です これはマジで要チェックの案件です、何故ならばどれだけ現状が絶望のお先真っ暗くんだろうが平等に”救い”なので

 

結論から言ってしまえば要は「科学の発展が全員救ってくれる」ということです、これから詳しく説明していきますが先に言っておくと全部インターネットで得た知識なので(私を陰鬱な人間にしたのは確実にインターネットですが同時にインターネットはこういった希望もくれました)本気で鵜呑みにしたり(私は本気で鵜呑みにしていますが…)突っ込んだ質問や反論をしないでください キレます

 

皆さんは2045年問題」という言葉を聞いたことがありますか?これは、近い将来コンピュータが人間の頭脳を超える「技術的特異点」が訪れると言われていて、その「技術的特異点」が訪れるのが2045年頃らしいのです!!!

皆さん「そんなフィクションみたいな話あるワケないだろ!いつまでも現実逃避ばかりしてないで外に出て彼女の一人でも作ったらどうなんだシコ猿地獄チンカス野郎!」とでも思ってるんでしょうがあまり調子に乗るなよクソが 言い過ぎだろ

 

私がこの「2045年問題」を信用に足る未来予測だと考えている理由の一つが「2045年問題」を予想し、世界中に「技術的特異点」の存在を広めた賢いアメリカ人の存在です

その賢いアメリカ人とは「レイ・カーツワイル」さん、彼は人工知能に関する権威であり今までも理論に基づいた”技術予測”を的中させてきた人物です スゴイ人です

分かりますか?「2045年問題」は大学で友達ができなさすぎて頭がオカシくなった私の妄言などでは断じて無く、めちゃめちゃ賢いスゲー奴が太鼓判を押している信憑性のある“技術予測”なのです!!!

 

もしこの技術予測が的中したとすると「勝ち」です、人間を超えたAIは急速に自律進化を繰り返してソッコーで地上最大のロボットができあがりますアトムも真っ青です、ドラえもんもさらに青くなるハズです もうなんでもできます私達人類がケツ掻きながら寝ててもスーパーAIが勝手に色々便利にしてくれます、仕事もロボがやってくれます!家事もロボです!人類総ロボのヒモ時代到来です!そうなってくると人間は営利活動をする必要が最早無いのでマジでなんもしなくていいです 何かするのも自由ですが

更には人類の永遠のテーマである「死」の概念を超越する可能性まであります、不老不死の実現です 万能細胞による若返りも勿論ですが、脳をコンピュータに接続することによる”意識の電子移植”です、人間の脳による思考は全て微弱な電気信号で成り立っていることは現代でも分かっているのですからコンピュータによる脳の解析が進めば不可能ではないはずです、前述したカーツワイルさんも技術によって不老不死になる気マンマンらしく毎日健康サプリ飲みまくってるらしいです、ちなみにカーツワイルさんは現在70を超えたおじいちゃんなのでマジで近いうちに人間は死ななくなると考えてらっしゃるようです

 

あとこの話になるときまって出てくるのが「AIが人類に反乱したらヤバくね?」です

AIが人類に牙を剥いてしまうバッドエンド、私は全然あり得ると思ってます 車イスの天才物理学者で有名なホーキング博士も「人工知能の進化は人類の終焉を意味する」といった言葉を遺しています

でもそうなったらそうなったで良くないですか?

ターミネーターみたいな殺人ロボが人間を蹂躙していく未来、それはそれでめちゃめちゃにワクワクすると思いません?そんな非日常なSF空間で死ねるならイイでしょ、しかも自分だけじゃないワケだし

 つまり私的にはどっちに転んでも最高なんです!

 

以上が私が皆さんにお伝えしたかった「マジで生き延びるべき案件」です、正確には2045年までは生き延びるべき案件ですが、私はこのことを知ってから2045年まではどんなに辛くても生にしがみつくと決めています

 希死念慮が浮かぶ度にニュースサイトの科学カテゴリを漁っては「核融合発電の可能性…?脳をコンピュータに接続する試み…?まだまだ死ねないぜ!!!」となるワケです、マジで宗教だろこれ

皆さん!いくら祈ったところで一向に救ってくれない前時代的な神はもはやオワコンです!令和は科学!科学だけが私たちを救ってくれる!大晦日に投げるお賽銭はそっとWebマネーにチャージして代わりに人工知能学会に寄付しましょう!コンピュータによる空中携挙こと電脳化はすぐそこです!神はオワコン!肉体もオワコン!

 

 

[自信あったのにスベった大喜利の回答紹介のコーナー]

私は趣味でネット大喜利をしているのですがTwitterでスベった回答を弁明していたらかなりネット大喜利が強い人に「あれ自体スベっているからやめろ」と言われてしまったのでそういうコーナーをブログでやることにします

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説明:NARUTOにでてくる我愛羅いるじゃないですか?あの人って二つ名みたいな感じで砂漠の我愛羅って呼ばれてますよね?その砂漠の我愛羅さんがこの画像のシャワーを持っているので今だけは砂漠の我愛羅じゃなくてシャワーの我愛羅になっているよ、面白いねってことです。これ書いてるうちに本当に面白いのかマジで分かんなくなってきました、これ面白いよね?面白いって言ってください

 

konoyo-no-sinri.hatenablog.com

 前回の続きです

 

 

 

────「こんにちは、ドビ太くん」

 

そう語りかけてくる異物に僕は困惑を隠しきれなかった

「誰?……」

「いや‥なんなんだ?君は」

僕がそう言い直したのには理由がある

その異物がおおよそ人間だとは思えなかったからだ、生物かどうかすら怪しい、そう思わせるほどのカタチをしていた

 

────「僕は君が望んだものだよ」

そう異物は答えた

 

「僕が望んだもの?」

僕は直感した、あの時僕の脳内に響いた声の主はコイツだ。しかし何が目的なんだ?力とは?そもそも僕は今安全なのだろうか?疑問は尽きない

 

────「僕の目的は君の助けになる事、力とは僕のことで君は今世界中の誰よりも安全だ」

異物はそう続けた

驚いた、思考が読まれるみたいだ

 

「えーと、その、名前は何て言うの?」

とりあえず、現状、今僕に起きている事態の整理をしなければいけない

 

────「僕の名前…?」

 

────「そうだな…『脳』と呼んで欲しい、これは僕の事であり、君の事でもあるんだが」

暫しの沈黙の後、『脳』とやらはそう告げた

 

「とりあえず、その奇妙な見た目は何とかできないかい?君の…その…『脳』くん?の事を見ていると変な気持ちになるんだ、まるで見ているはずなのに、見ていないような…」

 

────「そうだね、まだ君の脳は僕の情報量を処理しきれていないんだ コレの解決策は簡単さ、君の脳に定型的な視覚的情報を与えるだけだからね、そうだな…君が最も親しみやすい情報を入れよう」

 

そう『脳』とやらが意味のわからない事を話し終えるとたちまち『脳』の姿がレアコイルに変わった

 

「き、君が突然レアコイルになったんだけど‼︎」

 

────「君がそう望んだからね」

望んだ覚えはない

 

────「さて、本題に入ろう 君は何をやっても平凡以下な情け無い自分の人生を悟り、無意識的に僕を呼んだ、マァ生み出したのは君なんだが、そしてこのくだらない現状を打破したいと考えた、そういう事だね?」

 

「よ、よくわからないけど今の現状がどうにかなるならそれに越した事は無いよ!」

 

────「簡単な話だよ、捨ててしまえばいい」

 

「捨てる?」

 

────「捨てる…は語弊があるな、覚める…かな 君が知覚している全ての情報の変換方法をイジくるワケだ、脳の解放さ、僕と接触している事自体君の脳はもう一部解放されているといって良いんだが、まだこの宇宙の物理法則から抜け出し切れていない、謂わば僕は君の脳を解放する為の鍵ってワケだね」

 

「よ、よくわからないけど怖いよ」

何がなんだかわからない、悪い夢なら覚めてくれ、『脳』の言っている事は全く理解できないがコイツは"イカれている"それだけは分かる

 

────「うーん、君が望んだクセに酷い言い草だね、そもそも僕は君なんだけども、深層心理って知ってるかい?…まぁそれは良いか、うーんと…君は脳がどんな形をしているか知っているかい?」

 

「直接見た事は無いけれど、教科書やテレビで模型は見た事があるよ、右脳と左脳に分かれていて、丸みを帯びた形でしょう?」

頭の中では一刻も早くここから逃げ出したいハズなのだが、足が動かない また、『脳』と会話をしていると心なしか現実がまどろむような…不思議な感覚に襲われる

 

────「ふーん、脳の形を知覚しているのは君の脳なのに脳を知覚できていると思っているんだね」

『脳』がニヤリと笑った気がした、目の前にいるのはレアコイルでそんな筈は無いのだけれど

 

「どういうこと?」

僕は尋ねた、一階から母の声がした気がする

振り向くと一階に続くドアは消えていた

 

────「君ね、"知覚する者が"知覚する自身"を知覚することなんて"出来る訳が無いんだよ" いいかい、"出来る訳が無いんだ" もし本当に知覚することが出来たなら、情報の無限ループが起こり構造は破壊されてしまうんだ、わかるかい?世界が終わってしまうんだよ

 

「……。」

僕は唾を飲み込んだ、いつのまにか窓も本棚も勉強机も消えている、ここはどこだ?僕の部屋の壁ってこんな色をしていたか?そもそもこれは何色なんだ?

 

────「君はもう一歩を踏み出しているんだ、徐々にセーブされていた知覚のバルブも緩まってきている、真の情報、真の情報だ、わかるかい?後は飛び込むだけなんだ、スイッチが必要だ、決定的なスイッチ、ダメ押しのゴール」

『脳』はそう言うとレアコイルの真ん中の目が突如セクシーな女性の口に変わり、ボリュームのある唇を大きくつぼめると西瓜程の大きさの「モザイク」を吐き出した

 

「ナんダい?コリャ」

 

────「今吐き出したのは脳の情報、視覚的情報だけを排除してあるから君の脳がモザイク状に処理をしている、一欠片とって呑み込むんだ、それが解放のスイッチになる、人が人の脳を食うと狂うって話知ってるかい?アハハ、なぁに心配するなよ、君はもう狂ってるんだから、いや君の世界では狂ってるのは周りか?くだらないな、狂気なんて測る者の定規によって定義されるんだ、いやしかしルールに従った世界で君はもう狂っていると定義しても差し支えはないか、まぁ何にせよ君は解放だ、解放だよ、大いなる解放」

 

「アハハハハハハハハハ‼︎」

僕はもうオカシクってたまらなかった、レアコイルのリップから吐き出されたモザイクを一心不乱に口へと運んだ、音楽も爽快だ、聞いたことのない味がする音楽がいつの間にやら視界を遮る

 

────「全ては脳なんだよ、脳で完結する事象なんだ、君が外世界へ触れて知覚する[楽しい][気持ち良い][美味しい][幸福][痛い][不味い][暑い][冷たい][悔しい][腹が立つ][不幸]全てが脳の知覚によるものだ、全てが脳で完結している、ならば脳による知覚を脳によって支配すれば良い、外世界は全て不要だ、瞬間的に幻想になる、空虚だ、カスだ‼︎脳だけで人は幸福になれる、脳が絶対的であり、神なんだ‼︎ 脳が"死"を知覚しなければ人は"死"さえも超越する、脳が神なんだよ」

 

「アーーーーー。」

圧倒的な多幸感に包まれドビ太は空間に解けた

 

 

 

 

…………。

 

 

 

 

暗闇の中、ドビ太はゆっくりと目を開ける、正確には目ではなく備え付けられた超高解像度のカメラが起動したのだがそんなことは最早関係ない

暗闇の中大量のサーバーがピコピコ光っている

時折サーバーのランプに培養液漬けの脳が浮いた試験管が照らされるがおびただしい数だ

全ての試験管に繋がれたコードは中心の"大きなモノ"に集約しているようだが暗くてよく見えない

 


カツカツ…カツカツ…

 


何やら男が独り言を呟きながら歩いてくる

「ようやく完成だ…オレは神を造ったんだ…天地創造…オレだけが現実だ…オレだけ…ここは現実…現実なんだ…オレが現実を造るんだ…」

 


言っている意味がよくわからない

しかし聞き慣れた声だ

誰の声だ?よく顔が見えない

なんとか目を凝らしているとサーバーのランプが一瞬彼の顔を照らした

 


なんてことだ…一体これはどういうことだ…?

………………僕だ。

この男は僕じゃないか…どおりで聞き慣れた声だと思ったんだ

何故僕が?これは現実か…?それとも夢…?

僕は僕だけのハズだ…

 


しかし…まぁ……いいか。

考えるのも面倒くさい…

今は、ただ、気持ちが良い…

アァ……気持ちが…良い………………。

 

 

 

ーーーーーーブツンッーーーーーー

 

 

ビジネスとSEX

今日は本気です

この腐った世間を根底から覆し得る禁断のタブーに深くメスを入れていく所存であります

 

皆さん

 

「「SEXってキモくないですか?」」

 

もう一度言わせてください

 

「「SEXってスゴ〜くキモくないですか?」」

 

「キモチ良くないですか?」ではなく「キモくないですか?」です、僕は童貞なのでSEXがキモチ良いかなどわかりません「キモチ良くないしその上でキモい」の線まで見てます、ナメるなよ

わかります、皆さんが言いたい事は良くわかります

皆さんは言いたい事はズバリ「童貞が嫉妬しとるw」ですね?

わかります、正直嫉妬もあります、SEXで産まれたのにSEXできないとはどういう了見だと神を呪ったこともあります、しかし今日は私の話を最後まで聞いていただきたい!

 

皆さん初めて子供が出来る原理を知った時の事を思い出してください、大体の人は小学校高学年、遅くても中学生で知ると思います、その時まずどう思いましたか?

 

私の感想は「キメェ〜〜〜〜〜〜〜〜〜」でした

子供ながらに絶対に知ってはいけない事を知ってしまったような拒絶心、なんとも醜いこの世の悪を垣間見てしまったかのような嫌悪感、そして何よりも自身がこの世に生を受けた事が提示する受け入れがたいその意味がそこにはありました

 

言い様のない絶望感でした、仙水が人間の闇を観た時みたいな感じです、それ程までにSEXのファーストインパクトは強烈でした

 

それからずっと心の奥底にSEXへの嫌悪感の様なものがこびりついていて(AVは大好きなんでつがw)

一体何故SEXはキモいのか?という事を塾考した結果一つの結論に辿り着いたのでここに記したいと思います

 

「何故SEXがキモいのか」

その答えはズバリ「ギャップ」です

「人間の日常生活に於ける"人間性"と人間の生殖活動に於ける"獣性"」この二つのギャップが引き起こす心的な軋轢が「キモい」を生じさせていると思うんです

つまりどういう事かというと

同僚や後輩に慕われて仕事もバリバリこなし休日はスタバでMac開いてるようなビジネスマンが夜はラブホで股を開いてアホみたいに腰振ってる猿

みたいな事なんですよ、この"バリバリに仕事をこなすビジネスマン"という動物ではなく人間としての"人間性"と"アホみたいに腰振ってる猿"という人間ではなく動物の"獣性"この二つの振り幅に我々の心的状態はかなり不安に晒されてしまうんだと思います

このギャップ、振り幅は大きければ大きいほど我々は不安になります、昔からの友人の性事情を聞いた時「かなりのキモさ」を覚えるのはその友人の事をよく知っていて理解している"人間性"の部分が大きいからであり、親の性事情が耐え難いのも然り、です

 

ちなみに私はAVでシコる時は出ている女優のツイッターアカウントを探してその女優の"奥行き"を感じる事で興奮をブーストするのですが「キモい」と「エロい」は表裏一体なのだなぁと淡々と萎れた愚息を撫でるばかりであります

 

敬具